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転職活動 キーワードは“覚悟”

新年のご挨拶 職務経歴書の書き方

新年明けましておめでとうございます。年末年始は如何お過ごしになりましたか。首都圏は連日快晴に恵まれました。初日の出を観に行かれた方、初詣に行かれた方など、それぞれ違った過ごし方をされたことと思います。

 さて、新年を迎えて新たな気持ちで、転職活動を始められた方も多いかと思いますので、昨年からの続きとして皆さんの転職活動をご支援していきたいと思います。そこで、今回は『職務経歴書作成』を主テーマにしてみました。そして、キーワードは『覚悟』です。いきなり堅苦しい言葉ですみません。

あなたは職務経歴書をどなたに向けて書いていますか?

転職希望者の方によくあるタイプは、職務経歴書に前職の業務内容を時系列にこと細かに書く方です。それを一枚書き上げて複数の企業に同じものを提出されていますが、その時点で転職活動の基本から外れてしまっています。

転職活動に限らず、とにかく自分をアピールすることの基本は、『相手にとって興味が湧くもの』を披露することです。小説然り、研究論文然り、ミュージカルのオーディションでの台詞や踊り、もちろん職務経歴書も同じです。更に、採用担当者は1日に何通もの経歴書を読みます、忙しい業務の合間を縫って・・・もうお分かりですね。興味が湧かない内容の文章をこと細かく書かれていると、誰だって読む気が無くなりますよね。

転職とは強い気持ち『覚悟』を持って挑む事です

ご自身の前職での経験の中から、志望企業の採用担当者が『興味を持ってくれる』事を想像して、経歴の中から抽出して書く、それが見つからない場合は、前職の職務経験を通して獲得した能力はこれで、これが志望企業にとって役に立ちます!と書かなければ、採用担当者にとって興味ある経歴書にはなりません。その時に、遠慮して書くのではなくて、『覚悟』を持ってアピールして下さい。

 こんな事を書いても大丈夫かな?自信が無いので止めておこうなどと思うと何も書けません。そもそも転職とは、上司も同僚もお客様も誰も知らない未知の職場に行くことです。仕事の仕方もよく分からない所へ行くのですから、強い気持ち『覚悟』を持って挑むわけですから、職務経歴書を書く時も是非強い気持ちで書いて下さい。